2025年10月4日、高市早苗さんが自民党初の女性総裁に選出されました。石破首相の後継を決める重要な選挙で、高市氏は小泉進次郎農相との決選投票を制し、新総裁に選ばれました。総裁に女性が就任するのは初で、日本初の女性首相誕生に期待が高まります。
政界で大きな注目を集める高市さんですが、その家族生活については意外と知られていない部分も多いのではないでしょうか。今回は、新総裁就任で注目を集める高市早苗さんの家族に焦点を当て、旦那さんや子供の話題、そして家族の絆について詳しく見ていきましょう。
高市早苗の旦那、山本拓氏の政治キャリア

高市早苗さんの旦那さんは、山本拓(やまもと たく)さんです。実は、山本さんも政界で活躍されていた方なのです。

山本拓さんのプロフィールを簡単にご紹介します:
- 1952年7月7日生まれ(現在73歳)
- 福井県鯖江市出身
- 法政大学文学部卒業
- 衆議院議員を8期務めた大ベテラン政治家
山本さんは、地元福井県で政治キャリアをスタートさせ、県議会議員を2期務めた後、1990年に衆議院議員に初当選しました。その後、農林水産副大臣や自民党副幹事長などの要職を歴任し、政界で重要な役割を果たしてきました。
高市さんと山本さんは、同じ自民党の議員として活動する中で知り合いました。二人の出会いは、政治の世界ならではのものだったのです。
高市早苗と山本拓氏の結婚と離婚、そして再婚

高市早苗さんと山本拓さんの結婚生活は、波乱に満ちたものでした。二人の関係の変遷を時系列で見ていきましょう。
2004年9月:結婚
高市さんが52歳、山本さんが52歳のときに結婚しました。当時は、政界きっての「おしどり夫婦」として注目を集めました。
2017年:離婚
13年間の結婚生活の末、二人は離婚を発表します。理由として「政治的スタンスの違い」が挙げられました。
2021年:再婚
驚くべきことに、離婚から4年後、二人は復縁し再婚しました。高市さんの自民党総裁選出馬を山本さんが支援したことがきっかけとなったようです。
この再婚により、山本さんは戸籍上「髙市拓」に改姓しました。政治家同士の結婚、離婚、そして再婚という珍しい経験を持つ二人の絆は、さらに深まったのではないでしょうか。
子供がいない理由と高市早苗の思い

高市早苗さんと山本拓さん夫妻には、実子がいません。これには理由があります。
高市さんは自身の公式サイトで、次のように述べています:
「子どもを授かることを切望しつつも諦めた」
高市さんは40代での結婚だったこともあり、また婦人科の病気に悩まされた過去があったことから、実子を持つことが困難だったようです。
しかし、山本さんには前の結婚で3人の子供がいます:
- 長女:涼子さん
- 長男:山本建さん(福井県議会議員)
- 次女:杏子さん
高市さんは、これらの継子たちについて次のように語っています:
「血は繋がらないものの素直でかわいい息子や娘がいますので、十分に幸せです」
さらに、現在では4人の孫もいるそうで、高市さんは大家族の中で幸せな時間を過ごしているようです。
まとめ
高市早苗さんと山本拓さんの家族の物語は、政治の世界と私生活が交錯する特異なものです。そして今、高市さんは自民党初の女性総裁として、さらに大きな舞台に立つことになりました。
二人の関係は、政治家同士の出会いから始まり、結婚、離婚を経験し、再び絆を深めて再婚に至るという波乱万丈なものでした。
子供については、実子はいないものの、継子や孫との関係を大切にしている様子が伺えます。血のつながりだけでなく、心の絆で結ばれた家族の姿があるのです。
最近では、山本さんの健康問題により、高市さんが介護に奮闘しているという報道もありました。政治家としての顔だけでなく、家族を大切にする一人の人間としての高市早苗さんの姿が見えてきます。
政治家夫婦ならではの困難を乗り越え、互いを支え合う高市家の絆。これからは、日本初の女性首相となる可能性を秘めた高市さんを、家族がどのように支えていくのか、注目が集まることでしょう。
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