子どもが家を出てから、いちばん先に変わったのは食卓でした。
夫婦二人になって、食事はどう変わったか。この記事では、作りすぎたこと、冷凍弁当に頼った時期、そして手作りに戻るまでを、振り返って書いてみます。
同じ時期にいる方の、参考になればうれしいです。
子どもが独立して、食卓から先に変わった
子どもがいた頃の食事は、お肉が中心でした。育ち盛りの子がいると、とにかく量とボリュームが必要だったからです。
二人になってからは、自然と魚や野菜が中心になりました。
体が重くならないように、という気持ちもあったと思います。
買い物の量も、はっきり減りました。
そのとき、ふっと思ったことがあります。
作り甲斐が、なくなったな、と。
「たくさん食べてくれる人がいる」ことが、料理の張り合いだったのだと気づきました。
多めに作って、翌日も同じものを食べていた
二人分だけ作ればいいと、頭では分かっていました。
でも、つい多めに作ってしまいます。翌日も同じおかずを食べることが、何度もありました。
じつは、多めに作ったほうがおいしくできるんですよね。
それに、もったいなくて捨てられない、という気持ちもありました。
ですから、作りすぎを無理にやめようとはしませんでした。
食費は、少し減りました。思ったほど大きくは減らなかった、というのが正直なところです。
作るのが手間で、冷凍弁当に頼った時期
子どもが独立して3か月ほど経った頃から、冷凍弁当に頼るようになりました。
食事の半分くらいを、冷凍弁当で済ませていた時期があります。

理由は単純で、作るのが手間に感じてしまったからです。二人分でも、買い物、献立、調理の手順は変わりません。人数が減っても、手間はそれほど減りませんでした。
試したのは、ベルーナとナッシュです。ほかにもいくつか試しました。
はじめは、「割とおいしいね」と言って食べていました。
冷凍弁当は、続けられたものと、続けられなかったもの
ただ、3か月ほど経つと、だんだん飽きてきました。
正直に言うと、ナッシュはとてもおいしかったです。
できれば続けたかったのですが、私には少し高く感じました。それで、やめてしまいました。
味に不満があったわけではありません。続けなかったのは、家計との相談です。
もし、こんな方なら、一度試してみる価値はあると思います。
- 二人分の食事づくりが、手間に感じてきた
- 疲れた日に、無理をせず食べたい
- 冷凍でも、おいしいものを食べたい
私は続けませんでしたが、「やめた理由が価格だけだった」というのは、それだけおいしかったということです。
手作りに戻って、ときどき冷凍食品も使う
結局、私は手作りに戻りました。
いまは、基本的に手作りです。
ただ、疲れた日は無理をしません。市販の冷凍餃子や、カレーうどん、牛丼などを使うこともあります。
弁当まるごとではなく、「今日はこれ」と一品だけ頼る。私にはそのくらいの距離が、ちょうどよいようです。
これが正解とは限らないと思っています。冷凍弁当を毎日の食事にしている方もいます。
ご近所の一人暮らしの方は、毎日冷凍弁当だと話していました。一人だと、なおさら材料を余らせてしまうそうです。
食事のつくり方は、家族の数や暮らし方で、人それぞれなのだと思います。
寂しさと、ゆったりした時間
食事の支度が軽くなって、寂しさもありました。
でも同時に、時間の余裕も生まれました。以前より、ゆったりと過ごせています。
いまは、読書をしたり、散歩をしたり、副業にも取り組んでいます。
作る量が減った分だけ、静かになった台所。その静けさを、寂しいと感じる日もあれば、ありがたいと感じる日もあります。
子どもが独立したあとの食事は、こうして少しずつ、二人のかたちに落ち着いていきました。
作りすぎても、冷凍に頼っても、手作りに戻っても、どれも、その時期の私には必要なことだったと思います。
同じ時期にいる方は、無理のない形で。

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