寝かしつけが、一日でいちばんの難所——そう感じている方は、きっと私だけではないと思います。
4歳と1歳の子どもを育てながら、共働きをしています。夕飯、お風呂とバタバタ進めて、ようやくたどり着く寝かしつけの時間。ここを越えれば自分の時間だ——と思うのに、その最後の関門がいちばん長い。この記事では、我が家の寝かしつけのリアルと、少し楽になった考え方についてお話しします。
2人同時の寝かしつけは、想像以上に難しい
いちばんの壁は、子ども2人を同時に寝かしつけることでした。
下の子(1歳)が眠くなってウトウトしはじめても、上の子(4歳)がまだ元気だと話しかけたり動いたりして、下の子が起きてしまう。逆に下の子がぐずって泣けば、うとうとしていた上の子が目を覚ます。二人がお互いを起こし合って、いつまでたっても寝室が静かにならないのです。
「一人ずつなら、こんなに時間はかからないのに」。何度そう思ったか分かりません。
気づけば、自分のほうが先に寝落ちしている
そしてもうひとつ、我が家でよくあるのが——私のほうが先に寝落ちしてしまうことです。
暗い部屋で、子どもの隣に横になって、トントンしているうちに意識が遠のく。ハッと目が覚めたら夜中の2時、電気はつけっぱなし、洗濯物は洗濯機の中、キッチンには夕飯の食器——。「あぁ、またやってしまった」と、暗い部屋でひとり肩を落とす。
仕事と育児で一日中動いていれば、無理もありません。それでも、そのたびに「今日も何もできなかった」と自分を責めてしまいます。
そして、寝落ちの本当につらいところは、そこで一日が終わってくれないことです。
夜中にふと目が覚めて、そこから残った家事の続きをして、お風呂に入って——気づけば就寝は深夜。当然、睡眠時間はごっそり削られます。それでも朝は容赦なくやってきて、子どもたちの支度をして、自分も出勤の準備をして、フル稼働の一日がまた始まる。
「早く寝かせて、早く自分も寝たい」。そう思っているのに、いちばん眠れないのは私だったりします。
寝かしつけがつらいのは、そのあとの家事を考えるから
あるとき気づきました。寝かしつけがこんなにつらいのは、「早く寝てくれないと、そのあとの家事が終わらない」と焦っているからだと。
頭の中で洗濯物や食器の山を数えながら、子どもの背中をトントンする。当然、気持ちは急いています。そしてその焦りは、不思議と子どもに伝わってしまう。焦れば焦るほど、子どもは寝ない。悪循環でした。
そもそも「寝たあとの家事」が少なければ、こんなに焦らずに済むのに——と、何度思ったか分かりません。そこで気になっているのが、家事代行です。ただ正直に言うと、料金は1時間3,000円ほど。一般家庭にとって、気軽にお願いできる金額ではありません。私もまだ、頼んだことはありません。
でも、疲れがたまってくる週の半ばに1回だけ、と考えると、少し現実的に思えてきます。毎日を完璧に回そうとして倒れてしまうくらいなら、週に一度だけ「夜の余裕」を買う。そういう使い方なら、我が家でも検討できるかなと思っています。
「毎晩同じ流れ」をつくると、少しスムーズになった
そこで我が家が取り入れたのが、毎晩まったく同じ流れをつくることでした。
お風呂 → 歯みがき → 部屋を暗くする → 絵本を読む → 寝る。この順番を毎日崩さないようにしています。特に絵本を読む時間は、我が家にとって大事な合図です。「絵本が終わったら寝る時間」と体が覚えてくれるようで、絵本を出すと子どもたちのテンションが自然と下がっていきます。
毎晩読んでいるので、上の子はもうお気に入りの絵本のセリフを覚えてしまいました。効率だけを考えれば省きたくなる時間ですが、この5分があるかないかで、そのあとの寝つきがまるで違います。
ちなみに、寝る前の絵本は毎晩のことなので、子どもが「特別だ」と感じられる一冊があると、寝かしつけがぐっと楽しみな時間になります。我が家がひそかに気になっているのが、その子自身が主人公になる絵本。読み聞かせの中で自分が主役になれたら、子どもはきっと嬉しいはずです。
「あきらめて一緒に寝る」という選択
それでも寝ない日は、あります。そんな夜、私は最近こうすることにしました。
あきらめて、一緒に寝てしまう。
洗濯物も食器もそのままに、子どもと一緒に眠ってしまう。そして朝、少し早く起きて片付ける。最初は「主婦として、これでいいのだろうか」と罪悪感がありました。
でも、やってみて分かったことがあります。夜の疲れきった自分がやる家事より、朝のすっきりした自分がやる家事のほうが、ずっと早い。しかも、寝落ちして中途半端に起きるより、いっそ一緒に寝てしまったほうが、翌日の体が軽いのです。
「今日は寝かしつけに勝てない日だ」と早々に白旗をあげる。これは負けではなく、体力を守るための作戦だと思うようになりました。

——とはいえ、正直に書いておきます。これも万能ではありません。
一緒に寝るつもりが中途半端に夜中に目覚めてしまい、そこから家事とお風呂を片付けて、結局寝るのが深夜になる日もあります。そうなると睡眠時間は短いまま。翌朝はしんどいけれど、それでもフル稼働するしかない——そんな日もまだまだあります。
だから最近は、寝落ちしそうな日は「もう今日は全部やらない」と最初から決めてしまうようにしています。中途半端に起きるくらいなら、いっそ朝までしっかり寝てしまったほうが、体はずっと楽です。
同じように、寝かしつけがつらい方へ
寝かしつけに時間がかかるのは、あなたのやり方が悪いからではありません。子どもは眠くなるタイミングも、寝つきの良さも、一人ひとり違います。ましてや2人同時なら、うまくいかなくて当たり前です。
寝落ちしてしまう日があってもいい。家事が残ってもいい。その日を乗り切れたなら、それで十分だと思います。
まとめ
4歳と1歳の寝かしつけについて、我が家のリアルをお話ししました。
2人同時は難しい。自分も寝落ちする。それでも、毎晩同じ流れをつくること、そして「今日は無理だ」と諦める勇気を持つこと。この二つで、私はずいぶん楽になりました。同じように毎晩がんばっている方の、力が少しでも抜けますように。

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