「伝説の家政婦」としてテレビでお馴染みのタサン志麻さん。3人のお子さんを育てながら、テレビ・レシピ本・YouTube と精力的に活動されています。
夫はフランス人のタサン・ロマンさん。志麻さんが35歳、ロマンさんが20歳のときに焼き鳥屋のアルバイトで出会い、2015年に結婚されました。15歳差・国際結婚・年下男性という「派手に見えるご縁」のお二人です。
私は結婚5年目の主婦として、芸能人ご夫妻の馴れ初めを追いかけるのが好きなのですが、印象に残ったのは「2カ月待ってください、それでも気持ちが変わらなかったら付き合ってほしい」と20歳のロマンさんが返した、年齢で測れない真剣さでした。
この記事では、お二人の馴れ初めから「主夫+マネージャー」になった経緯まで並べながら、5年目主婦の目線で「我が家にも持ち帰れるな」と思ったことを書いてみます。
タサン志麻と夫ロマンの馴れ初め|焼き鳥屋アルバイトで20歳と35歳が出会った
2人が出会ったのは、2014年の焼き鳥屋のアルバイト先で、35歳の志麻さんと20歳のロマンさんが「調理を教える先輩」と「新人アルバイト」として顔を合わせたのが始まりでした。
志麻さんは四谷の老舗フレンチビストロを退職した直後で、フランス再渡航の資金を貯めるため、フランス人スタッフが多い焼き鳥屋でアルバイトをしていたところ。そこに、日本語を学びに来日したばかりの留学生ロマンさんが入ってきました。最初は「年下のスタッフ」としか見ていなかった志麻さんですが、3カ月ほど経った頃、ロマンさんから「付き合ってほしい」と告白が。
志麻さんが「付き合うなら結婚前提でしか考えられない」と返したところ、ロマンさんは「自分も真剣。結婚も考えている」と即答。それでも志麻さんは「20歳の今の気持ちで決めないでほしい」と一度引きました。
そこでロマンさんから出てきた答えが、「2カ月後にも気持ちが変わっていなかったら付き合ってください」でした。約束通り2カ月後に「やっぱり気持ちは変わらない」と申し出があり、ここから交際が始まり、出会いから1年後の2015年に結婚します。
同じく15歳差のプロポーズという意味では、オードリー若林さんと看護師の奥さまとも近い空気感のある馴れ初めです。
【5年目主婦の独り言】「2カ月待ちます」と言える20歳の真剣さ
私が一番グッと来たのは「2カ月後にも気持ちが変わらなかったら付き合ってください」というロマンさんの返事です。20歳の男の子が、自分の気持ちより「相手が安心して頷ける形」を先に置く——年齢で測れる成熟さじゃない気がします。
我が家でも、夫が「いま決めて」と急かしてこなかった場面ほど、後から振り返ると大事な選択を間違えずに済んでいる気がします。相手のペースを2カ月引き受けられる人かどうかは、結婚前にちょっと見ておきたいポイントだなぁと感じました。
夫タサン・ロマンのプロフィール|留学生から「主夫+マネージャー」になるまで
夫のタサン・ロマンさんは、フランス・パリ近郊出身の元留学生。結婚後は電気工事やリフォームの仕事を経て、2021年頃からは専業主夫+マネージャーとして家庭と仕事の両輪を担っています。
志麻さんとロマンさんの歩みを、年表でざっくり並べてみました。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1979年 | タサン志麻さん 山口県長門市で誕生 |
| 1990年代前半 | タサン・ロマンさん フランス・パリ近郊で誕生 |
| 1999年 | 志麻さん 大阪あべの・辻調理師専門学校およびフランス校卒業 |
| 2000年代 | 三つ星「ジョルジュ・ブラン」修行 → 四谷のフレンチビストロで15年勤務 |
| 2014年 | 志麻さんがビストロ退職、焼き鳥屋アルバイト先でロマンさんと出会う(35歳と20歳) |
| 2015年 | 2人結婚。志麻さんはフリーランスの家政婦として独立 |
| 2017年 | 『沸騰ワード10』出演で「伝説の家政婦」として全国区に |
| 2018〜21年頃 | 第1子(長男)・第2子(次男)・第3子(長女)誕生 |
| 2021年頃 | ロマンさんが本格的に主夫として家庭を支える体制へ |
| 2022年〜現在 | 『徹子の部屋』『プロフェッショナル』などにも登場、書籍多数 |
結婚から10年で「家政婦としての独立」「3人の出産」「夫の主夫転向」「テレビ・書籍での全国区化」が一気に重なっていることが分かります。
【5年目主婦の独り言】「主夫+マネージャー」は分業ではなく共同経営に近い
「夫が主夫」と聞くと家事・育児だけを想像しがちですが、ロマンさんは保育園送迎やごはん作りに加えて、志麻さんのスケジュール管理や撮影同行まで担っているそう。これってもう「共同経営者」に近い感じがしました。
我が家は専業主婦・会社員夫の昔ながらの分担ですが、家計と家庭運営をどちらも見ているのは結局2人だけ、という意味では同じです。役割は違っても「一緒に切り盛りしている」感覚を共有できているか、改めて考えたくなりました。
5年目主婦が考える、タサン志麻夫妻の馴れ初めから学べる3つのこと
結婚5年目の私が、お二人の出会いから今までを振り返って「我が家にも活かせるな」と思ったことを3つ書いてみます。当事者ではないので憶測の部分はありますが、同じように家庭を築いている一人の主婦として、考えずにはいられませんでした。
学び①:「2カ月待ってください」は、年齢ではなく覚悟の言葉
20歳のロマンさんが「結婚も考えている」と即答した直後に、自分から「2カ月待ちます」と提案できたのは、相手の安心を先に作るスキルの話だと感じます。年齢や立場に関わらず、決断のたびに少しだけ間を置く相手かどうかは、長い結婚生活の安心感にそのまま直結します。これは自戒を込めて、私も忘れないようにしたい学びです。
学び②:役割は固定せず、「いま向いている方が引き受ける」
結婚当初のロマンさんは電気工事やリフォームで家計の柱の1つでしたが、第3子誕生と志麻さんの全国区化に合わせて自然に「主夫+マネージャー」へ移行しました。我が家でも、家族の状況が変わるたびにお互いの担当を1ミリずつ動かせる夫婦でいたいですよね。
学び③:「家族会議をしない」は、毎日の会話への信頼
志麻さんは「家族会議はしない」「日々の会話で十分に話し合えている」と語っています。改まった会議を増やす前に、毎日の「おかえり」「今日どうだった?」の解像度を上げる方が、地味に効くんじゃないかと思いませんか。
まとめ
タサン志麻さんとロマンさんの物語は、35歳と20歳・15歳差・国際結婚と表面は派手ですが、中身は焼き鳥屋で出会い、2カ月待って交際を始めて、毎日の会話を積み重ねて10年経った夫婦の話でした。芸能人ご夫妻の話というより、忙しい日々の中で家庭を回している全ての夫婦に重なる話だなぁと、5年目主婦として読み終えました。

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