「共働きなのに、どうして家事をするのはいつも私ばかりなんだろう?」——結婚5年目、2人の子どもを育てながら働く中で、私は何度もそう思ってきました。
夫のことが嫌いなわけではありません。それでも、自分だけが一日中動き回っている気がして、イライラが止まらない日がありました。そんな私が「期待しない」と決めてから、不思議と気持ちが楽になったのです。
この記事では、同じように家事をしない夫にイライラしている方に向けて、私自身の体験を正直にお話しします。
我が家の家事・育児分担のリアル
夫が担当してくれているのは、平日の仕事と、子どもの保育所の送り迎え、そしてお風呂に入れることです。ここは正直、ありがたいと思っています。
でも、それ以外——食後の後片付け、掃除、洗濯は、ほぼすべて私の担当です。
朝は4歳と1歳の子ども2人の保育所の準備に追われ、帰宅後は夕食づくり、お風呂のあとの片付け、寝かしつけ、洗濯……。気づけば私だけが一日中、休む間もなく動いている状態でした。
いちばんイライラしたのは「体調が悪い日」
正直に言うと、いちばん限界を感じたのは、自分の体調が悪いときです。
熱っぽくてだるい日でも、夕食の準備は止められません。私がバタバタと動いているすぐ横で、夫はソファでゆっくりテレビを見ている。その姿を見たとき、こみ上げてくる怒りを抑えられませんでした。
「なんで気づいてくれないの」「言わないと分からないの?」——口には出さなくても、心の中はそんな言葉でいっぱいでした。
「期待しない」と決めた理由
ある日、私はふと、考え方そのものを変えてみることにしました。それが、夫に「期待しない」と決めることです。
最初は、半ばあきらめのような気持ちでした。「言ってもやってくれないなら、期待するだけ自分が疲れる」。良いことなのか悪いことなのか、自分でもよく分かりませんでした。
でも、やってみて気づいたのです。私がイライラしていた本当の原因は、家事の量そのものよりも、「やってくれるはず」という期待が裏切られることだったのだと。
「期待しない」って、具体的にどういうこと?
誤解されやすいのですが、「期待しない」は夫を見捨てることでも、愛情をなくすことでもありません。私の場合は、こんなふうに考えるようにしました。
「やってくれて当たり前」という前提をやめる。自分のペースで家事を進めて、終わらない分は「まあ、明日でいいか」と割り切る。そして夫が何かしてくれたら、それを”おまけ”のように受け取る。
つまり、自分の中の最初のハードルを、思いきり下げておくということです。
変わったこと——「ありがとう」が言えるようになった
不思議なもので、期待しないと決めてから、気持ちにスッと余裕が生まれました。
そして一番変わったのは、夫が何か手伝ってくれたときに、自然と「ありがとう」と言えるようになったことです。今までは「やってくれて当たり前」だったので、感謝の気持ちなんて浮かびませんでした。でも期待のハードルを下げたぶん、小さなことが嬉しく感じられるようになったのです。
すると夫のほうも、少しずつですが、前より動いてくれるようになった気がします。

同じように悩んでいる方へ
ただ、ひとつだけ補足させてください。
「期待しない」は、あくまで自分の心を守るための工夫です。我慢をため込みすぎて、本当にしんどいときは、きちんと言葉にして伝えることも大切だと思います。
私も「今日は体調が悪いから、洗い物だけお願いできる?」と具体的に頼むようにしたら、案外すんなり動いてくれることもありました。期待を手放すことと、必要なときにはちゃんと頼ること。その両方があって、ようやく私は少し楽になれた気がします。
まとめ
共働きで家事をしない夫にイライラしていた私が、「期待しない」と決めて楽になるまでのお話でした。
家事の量が劇的に減ったわけではありません。でも、考え方の角度を少し変えるだけで、毎日の気持ちはずいぶん変わります。同じように毎日がんばっている方の心が、少しでも軽くなれば嬉しいです。

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