秋田美人として10代でスカウトされ、女優・モデルとして長く第一線にいる佐々木希さん。
お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建さんとは、15歳差というかなり離れた年齢差での結婚で、当時から大きな話題を呼びました。
私は結婚5年目の主婦として、芸能人ご夫妻の馴れ初めや結婚後の歩みを追いかけるのが好きなのですが、佐々木さんご夫妻の話は特に印象に残っています。
理由は、2020年の不倫スクープを経ても離婚を選ばず、第二子を授かって今も家族を続けているという、ものすごく難しい選択をされているから。
この記事では、お二人の馴れ初めから現在までの歩みを振り返りながら、普通の主婦の目線で「このご夫婦から学べること」を考えてみます。
出会いはきりたんぽパーティー|友人が秘密で呼んだ男性陣の中に渡部建がいた
佐々木希さんと渡部建さんの馴れ初めは、友人宅のきりたんぽパーティーから始まり、約2年4か月の交際を経て2017年4月に結婚しています。
2人の出会いの場は、共通の友人宅で開かれた「きりたんぽパーティー」だったと伝えられています。
佐々木さん本人が後に番組で語ったところによると、その友人は佐々木さんに知らせずに男性陣を数人呼んでいて、その中に渡部さんがいたそうです。
渡部さんとは仕事で何度か会っていたので、佐々木さんはその場で「お疲れさまです」と軽く挨拶。
それから少し時間が空いて、渡部さんが「美味しそうな鍋を食べているよ」とLINEを送ってきました。
佐々木さんが「美味しそう、今度みんなで食べに行こう」と返信したことで、二人の距離は少しずつ縮まっていきます。
渡部さんからは「ストレートにお付き合いしてください」と告白され、佐々木さんはOK。
事務所には早めに報告したそうですが、友人からは「なんで渡部なん?」と何度も言われたといいます。
【我が家と比べてみると】「なんで渡部なん?」と言われ続ける関係の手応え
この出会い方で、私が一番おもしろいと感じたのは「友人からなんで渡部なん?と何度も言われた」というくだり。
美人で大人気の佐々木さんに対して、15歳差のお笑い芸人。スペックだけ見ると、確かに周囲が首をかしげるのも分かります。
でも佐々木さん自身は「一緒にいて落ち着く、包容力みたいなものがあった、面白いなと思った」と理由を話していました。
これって、外から見たスペックではなく、自分の心が反応する部分で相手を選んでいる、ということですよね。
周囲の声に「なんで?」と言われ続けても、自分の感覚を信じて結婚を決めた佐々木さんの姿は、凡人主婦の私にも刺さりました。
渡部建はどんな人?|お笑い芸人として頂点に立った15歳上の夫
佐々木さんが15歳差を選んだ渡部建さんとは、どんな経歴の持ち主なのでしょうか。公表されている情報を年表にまとめてみました。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1972年 | 東京都八王子市で誕生 |
| 1993年 | 同級生だった児嶋一哉さんとお笑いコンビ・アンジャッシュ結成 |
| 2000年代 | 「キングオブコント」決勝進出。コント職人として高評価 |
| 2010年代 | グルメ通として「芸能界一の食通」と呼ばれ、グルメ番組MCで活躍 |
| 2014年12月頃 | 友人宅のきりたんぽパーティーで佐々木希さんと出会う |
| 2017年4月11日 | 佐々木希さんと結婚(渡部44歳、佐々木29歳) |
| 2018年2月 | 第1子(長男)誕生 |
| 2020年6月 | 週刊文春で複数女性との多目的トイレ不倫が報道、活動自粛へ |
| 2022年1月 | 約1年8ヶ月の謹慎を経て活動再開 |
| 2023年4月27日 | 第2子誕生 |
| 2026年現在 | YouTube・Netflixを中心に活動を再構築中 |
【我が家と比べてみると】「年が離れているので必ず長生きします」プロポーズの含み
渡部さんのプロポーズは、自宅で「結婚してください。年が離れているので必ず長生きしますんで結婚してください」だったと伝えられています。
一見シンプルな言葉に「必ず長生きします」が織り込まれているのが、私には強く残りました。
15歳差ということは、平均寿命を考えると渡部さんが先に逝く可能性が高い。そこを正面から認めて、覚悟として宣言している言葉だからです。
我が家は普通の年齢差ですが、それでも「先に元気をなくすのはどっちか」を考えることはあります。
年齢差婚の覚悟は、若い側だけではなく、年上側の腹のくくり方の方が重い気がします。
2020年の不倫スクープと、離婚を選ばなかった理由
結婚から約3年後、ご家族にとって最も厳しい局面が訪れます。
2020年6月、週刊文春が渡部さんの複数女性との不倫を、ホテルやビルの多目的トイレを使った形で報じました。
渡部さんは即日で芸能活動を自粛。約半年後の謝罪会見は「説明として不十分」と批判され、本格的な活動再開までは約1年8か月かかりました。
その間、佐々木さんは芸能活動を継続しながら、家庭を一人で支え続けます。
多くの人が「離婚一択ではないか」と思った中で、お二人は2023年4月に第2子を授かることになりました。
渡部さんは2022年の活動再開時、家族との話し合いについて次のように語っています。
家族とはしっかりと話し合い、本当に険しい道のりだけど、みんなで人生を頑張っていこうという結論になりました。言葉では語りつくせないくらい、妻には感謝しています。
出典:Yahoo!ニュース
佐々木さん本人は2025年7月の番組出演で「まだ許してはいない」と前置きしつつ、こう続けています。
子供にとって父親が「家にいる」状態と「離婚で離れている」状態のどちらが幸せかを考えて、一緒にいる選択をした、と。
【独自分析】年齢差10歳以上の芸能人夫婦と並べて見える佐々木希さんの位置
necco-blog でこれまで取り上げてきたご夫婦のうち、年齢差が10歳以上ある「年の差婚」は佐々木希さんを含めて 7 組。それぞれの差の幅も馴れ初めも違うので、並べて見てみました。
| 名前 | 年齢差 | 入籍 | 結婚生活 | 馴れ初めの特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 武田真治 | 22歳差 | 2020年7月1日 | 6年目 | 歯科医院で出会い5年交際 |
| ヨネスケ | 20歳差 | 2024年7月4日 | 2年目 | 76歳の最後の恋 |
| 千原ジュニア | 18歳差 | 2015年9月 | 11年目 | 羽田空港のお菓子店で出会い |
| タサン志麻 | 15歳差 | 2015年6月 | 11年目 | 15歳年下フランス人と |
| 佐々木希(本記事) | 15歳差 | 2017年4月8日 | 9年目 | 15歳上芸人と |
| あ〜ちゃん | 15歳差 | 2025年6月 | 1年目 | 15年来の親友との結婚 |
| 坂井真紀 | 10歳差 | 2009年 | 12年目 | 10歳差で結婚→離婚 |
年齢差10歳以上の7組から見える共通点
1. 年下側に「自立した職業」があるケースが多いことが分かります。年下が学生や駆け出しの時期に結婚するケースより、看護師・歯科衛生士・フランス料理シェフなど、すでにキャリアを持つ年下が選ばれている傾向があります。
2. 出会いから入籍までの期間が比較的短い夫婦が多めです。年の差があるからこそ、出会ってからの時間より「決めたタイミング」を優先する選択になりやすいのかもしれません。
3. 結婚生活の継続率が高い。10年以上続いている夫婦が大半で、「年の差婚=続かない」というステレオタイプとは逆の結果が見えています。年齢差より、馴れ初めの丁寧さや日常の積み重ねが続く要因になっていそうです。
我が家とも重ねたい、佐々木希さんご夫妻の歩みの3つの視点
結婚5年目の私が、佐々木希さんご夫妻の馴れ初めから2026年現在までの約9年を読みながら「これは見過ごせないな」と感じた3つを書き出しました。
もちろん当事者ではないので推測の部分はありますが、同じように家庭を築いている一人の主婦として、視点として書き留めます。
視点①: 周囲が「なんで?」と言う相手こそ、自分の感覚を信じる勇気がいる
佐々木さんは「なんで渡部なん?」と何度も友人から言われていたのに、結婚の決断を変えませんでした。
選んだ理由は「一緒にいて落ち着く」「包容力がある」「面白い」という、極めて感覚的な3つ。スペックでも年収でも見栄えでもなく、自分の気持ちが反応する部分でした。
結婚は周囲のオススメ順に並ぶものではないということを、佐々木さんの選択ははっきり示してくれている気がします。
我が家でも、結婚を決めるときに「お父さんがあまり気に入っていないかも」と察した瞬間がありました。それでも、自分の感覚を優先したからこそ今があると思います。
視点②: 不倫を「許さない」と言いながら家族を続ける、という第3の選択肢
2020年の不倫スクープのあと、世間の多くは「即離婚」が当然という空気でした。
でも佐々木さんは「離婚」でも「全部水に流して許す」でもない、第3の道を選びました。
「まだ許してはいない」と公の場でも語り続けながら、夫婦としては続ける、という選択です。
これは、「許す/許さない」の二択ではなく、子供にとっての最善を起点に決めるという発想だと思います。
離婚記事で取り上げた吉瀬美智子さんの離婚とは真逆の選択ですが、どちらも親としての覚悟という点では共通しています。
我が家のような凡人夫婦には、ここまで重い局面は来ていません。それでも、夫婦の判断軸が「自分の感情だけ」ではないことを、佐々木さんの選択から教わりました。
視点③: 15歳差婚のリスクを「長生きします」で正面から引き受ける覚悟
渡部さんのプロポーズの「年が離れているので必ず長生きしますんで結婚してください」は、私にはとても誠実な言葉に見えました。
15歳差の不利を隠すのではなく、「だから長生きする責任がある」と正面から引き受けている。これは年齢差婚の腹のくくり方として、ものすごく真っ当だと思います。
結婚生活の課題が起きたとき、最初の覚悟がどこにあったかは大事になってくるはずです。これは自戒を込めて、私自身も忘れないようにしたい学びです。
まとめ
佐々木希さんと渡部建さんの物語は、友人宅のきりたんぽパーティーから始まりました。
15歳差を「長生きします」と引き受けたプロポーズを経て、不倫スクープという最大の試練の中でも家族を続ける、という道を歩んできました。
「離婚」でも「全部許す」でもない第3の選択を、子供を起点に考え抜いて選んだ姿。
夫婦関係に「勝ちパターン」がないことを、改めて教えてくれている気がします。
華やかな結婚エピソードのようでいて、実は私たち一般の夫婦と同じ「許す/許さない/続ける」の課題を、大きなスケールで経験しているだけなのかもしれません。
だからこそ、凡人主婦として見るたびに学びがあるのだと思います。
佐々木さんは女優として、渡部さんは活動を再構築しながら、家族を続けています。これからの歩みも、一人のファンとして応援しています。
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このご夫妻のお話と合わせて、ほかの芸能人ご夫妻のエピソードもまとめています。同じ5年目主婦目線で書いているので、よろしければどうぞ。

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